人の世のあらゆる混沌は
蓮の根のまわりにある泥のようなもの
人はその泥の中から、迷い・苦しみという根をはり
やがて光を求めて、天に向かってのびはじめます
この世の一見、悪や影に見える行動は
実は手探りで地底に根を張りながら
あちらこちらと彷徨っている姿なのです
ですから、それは間違いでも無駄でもないのです
やがて光を見出し、天に向かって美しい花を咲かせるための、必要な回り道なのです
美しい花が咲いたとき
あなたは、すべての道が無駄でなかったことを知り
生における完全な意義を見出すのです